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帰化の要件とは?~在日韓国人・朝鮮人「特別永住者」の方の場合~

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来てくださって、ありがとうございます。

大阪・外国人ビザ手続きサポート行政書士の岡田枝里です。

 

 

帰化するうえで、大切なこと。

「帰化の要件を満たしていること」ですね。

 

どんな「要件」を満たしている必要があるのかは、それぞれの事情によって異なります。

 

 

一般的な外国人の場合、基本的に7つの要件を満たしている必要があります。

 

 ※参考記事

  ・帰化の要件とは?~一般的な外国人の方の場合①~

   https://office1017.com/blog/1583/

  ・帰化の要件とは?~一般的な外国人の方の場合②~

   https://office1017.com/blog/1586/

 

 

ただし、ある一定の外国人の方については、この要件のハードルが下げられている場合があります。

 

よくある主なケースとして、

 

【在日韓国人・朝鮮人といわれる「特別永住者」の方】

【日本人と結婚している外国人】

 ※帰化の要件とは?~日本人と結婚している外国人の方の場合~

 

について見ていきましょう。

 

 

まずは。

 

在日韓国人・朝鮮人といわれる「特別永住者」の方の帰化申請の要件について。

 

 

日本生まれの特別永住者の方は、ほとんどの場合、あまり心配されなくても帰化申請が可能な方が多いです。

 

よほどのことがなければ、帰化申請できて、許可されることと思います。

 

 

よほどのことがなければ…

「よほどのこと」…

 

え…待って。

「よほどのこと」があれば、不許可になる可能性もあるってこと…?

 

まぁ、厳密に言えばそうです。

 

が…

 

これまで普通に生活している方は、まず大丈夫です。

おそらく。

 

 

…ちなみに。

念のため、聞いておこう。

 

「よほどのこと」ってなんですか?

 

たとえば、重大な犯罪歴がある等の場合ですね。

 

 

ただし。

特別永住者の方は帰化申請の要件が緩和されているとしても、申請手続き自体が簡単になるわけではありません。

 

申請手続きの方法は、一般的な外国人とほぼ同じです。

 

残念ですが、申請に必要な書類が省略されるわけではありません。

特別永住者の方の場合、一般的な外国人よりも日本に住んでいる期間が長いので、かえって集める書類が増えることも多くあります。

 

 

では、特別永住者の方の帰化要件についてです。

 

【素行要件】

 

これまで真面目に生活してきた真面目な人ですか?というもの。

 

具体的には…

 

●きちんと税金を払っていること

 

 会社員の方:住民税をきちんと払っていること。

 

 結婚している方は、配偶者の分も納税証明が必要です。

 自分はきちんと払っていても配偶者が税金を滞納しているという場合はダメです。

 

 ・住民税の支払い方法は2種類あります。

 

  特別徴収→会社のお給料から天引きされている場合

  普通徴収→自分で役所に支払わなければならない場合

 

  給料明細を見てみましょう。

 

  特別徴収の場合は、お給料から天引きされています。

  そうでなければ普通徴収です。

  普通徴収の場合は、自分で払う必要があります。

 

  ご自分がどちらになるのか、ご確認ください。

 

 ・たまーに、住民税を払っていない方がいます。

  住民税が未納のままでは帰化申請できませんので、ご注意ください。

 

 ・扶養者について。

  家族を扶養に入れれば住民税が安くなるので、妻や夫等を扶養に入れている場合があります。

 

  ただし、扶養に入れることができない人を入れている場合があります。

 

  たとえば。

 

  アルバイトでたくさんお給料をもらっている人を入れている。

  亡くなった人を入れ続けている。

  本当は扶養していない人を入れている。

 

  その場合は、税金の修正申告をして追加で税金を支払う必要があります。

 

  扶養している人がいるかどうかは、源泉徴収票を見れば分かります。

  念のため、確認してみましょう。

 

 会社経営者や個人事業主の方:個人の税金だけでなく、+会社や事業に関する税金もきちんと払っていることが必要です。

 

★年金

 ここ最近、きちんと年金を払っているかどうか?もポイントとなっています。

 

 ・会社員の方:

  会社で厚生年金に加入していて給料から天引きされている人は、大丈夫です。

  厚生年金に入っていない場合は、国民年金を払っている必要があります。

 

 ・会社経営者の方:

  厚生年金に加入しなければならない会社の場合は、会社として厚生年金を払っていることも条件となります。

 

●前科がないこと

 

 警察につかまったことがありますか?というもの。

 

 たとえば、

 

 ・交通違反

  車を運転する人についてです。

 

  交通違反は、過去5年間の違反歴を見られます。

 

  5年前から今までに、交通違反は何回ありますか?

  あまりに多い場合は、帰化申請にマイナスとなります。

 

  ただし、一般的な外国人と比べると、若干、緩やかに審査されるようです。

 

  何回までならOKですか?とよく聞かれますが、ケースバイケースです。

  まずは正直にご相談ください。

 

 ・ケンカ、万引き等

  あまりないケースだと思いますが、裁判で刑が確定して前科になっている場合は要注意です。

 

  ご心配なことがある場合は、事前に、正直にご相談ください。

 

 

【生計要件】

 

ご自身と、一緒に住んでいる家族の収入できちんと生活ができていますか、というもの。

 

●預貯金等の財産

 

 ないよりは、ある方がいいかな、という程度のものです。

 それよりも、毎月の決まった収入がきちんとある方が重要です。

 

●借金

 

 借金がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 クレジットカードとか、消費者金融とか…

 

 借金があるからといって、それだけで帰化申請できないということはありません。

 

 自己破産しなければいけないレベルの借金だと問題ですが…

 

 きちんと返せる範囲の金額であれば大丈夫です。

 家や車のローンも、大丈夫です。

 

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

このブログがあなたのお役に立てたのでしたら、幸いです。

またのご訪問をお待ちしています。

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