6月18日、大阪北部で大きな地震が発生しました。
被災された皆さま。
心より、お見舞いを申し上げます。
犠牲となられた方々に、謹んでお悔やみを申し上げます。
被害に遭われた方々には、一日でも早いご回復と、早期の復興をお祈りしております。
来てくださって、ありがとうございます。
大阪・外国人ビザ手続きサポート行政書士の岡田枝里です。
「やさしい日本語」、ご存知ですか?
「やさしい日本語」とは、外国人に分かりやすい日本語のことをいいます。
普通の日本語よりも簡単な日本語のこと。
地震などの災害時に、非常に有効です。
現在、私たちのまわりでは、多くの場所・場面で、英語・韓国語・中国語・ベトナム語・フランス語など、多言語で表記がされています。
以前に比べたら、とても便利になったでしょう。
これらメジャーな言語が母国語の方々にとっては。
でもね。
マイナーな言語が母国語の方々にとってみたら…
結局は、自分の母国語で書いてもらわないと、正しく理解することは難しいかもしれません。
そうは言っても、すべての国の言語で表記することは不可能ですよね。
日本は、地震などの災害が多い国です。
日本にお住いの外国人や、旅行・仕事などで短期間日本に滞在されている外国人が、災害に遭われる可能性もあります。
過去には、災害時に、日本語や英語なども十分に理解できず、必要な情報を受け取ることができない外国人もいました。
災害が起きたとき、外国人の被災者にスムーズに災害情報を伝えるためには、どうすればよいか?
そこで役立つのが、どの国の人にも理解できる、「やさしい日本語」での情報提供です。
★「やさしい日本語」の作り方★
①より重要な情報だけに絞り込む。
何が起きたのか
これから注意することは何か
②あいまいな表現をしない。
やや規模の大きな余震が起きるおそれもある ×
大きな地震のあとには余震があります 〇
③難しい言葉は言い換える。
危険 → 危ない
確認する → よく 見る
警戒する → 気を つける
④災害時によく使われる言葉には、「やさしい日本語」に言い換えた表現を添える。
余震 → 余震(あとで 来る 地震)
避難所 → 避難所(みんなが 逃げる ところ)
津波 → 津波(とても 高い 波)
⑤複雑でわかりにくい表現は、文の構造を簡単にする。
文を短くする
言葉の意味が確実に伝わるよう、文節に区切りを入れる
これらのことに気を付ければ、「やさしい日本語」になります。
≪例≫
大(おお)きい 地震(じしん)の あとには 余震(よしん)(あとから 来(く)る 地震(じしん))が あります。
気(き)を つけて ください。
火(ひ)を 使(つか)わないで ください。
ひとつひとつの文章を短くして、難しい言葉は使わないようにしました。
災害時によく使われる言葉には、説明書きを加えました。
こうすれば、日本語に不慣れな外国人にも、わかりやすいと思いませんか?
災害時に適切な行動をとれるようになるのではないでしょうか。
また、「やさしい日本語」は、普段の生活でも役立ちます。
日本に住む外国人向けの生活情報誌や、行政窓口外国人対応マニュアルなどでも使われています。
日常生活の中や災害時に、「やさしい日本語」を活用する。
普段から「やさしい日本語」の文を作る・読むことに慣れることができます。
情報を伝える側、受け取る側。
それぞれが「やさしい日本語」に慣れていれば、日常生活においても、災害時においても、より情報伝達がスムーズになるのではないでしょうか。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたのでしたら、幸いです。
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