来てくださって、ありがとうございます。
大阪・外国人ビザ手続きサポート行政書士の岡田枝里です。
外国人の方のビザ申請のご相談で、皆さま、しばしば同じことを言います。
外国人でも、日本人でも。
そんなとき、私は内心、「あ、またか。」と思います。
なんでかなぁ~と、正直、不思議です。
「友達が手続きしたときは、大丈夫だったよ。」
「私の知り合いの人は、これで許可されたのに。」
「〇〇さんはできたのに、なぜ私は不許可なの!?」
そう思う気持ち、理解はできます。
〇〇さんが大丈夫だったなら、私もきっと許可される!
そう思って、安心したい。
許可されるまでは、誰だって不安ですもんね。
でも、そんなに簡単にはいかないことを分かっていただきたいので、私も毎回、同じようにお答えしています。
「〇〇さんとあなたは別人ですよ。」
「たとえ国籍が同じでも、人によって他の事情は全然違いますよね。」
そうです。
あなたは、あなた。
〇〇さんは、〇〇さん。
国籍は同じだとしても。
年齢・性別・家族構成・出身地・学歴・職歴・これまでの日本滞在歴・住んでいるところ・働き先・収入・貯金…
その他のこと、すべて、あなたと〇〇さんは同じですか?
もしも、仮に。
それらすべてが同じだったとしても。
全く同じ時期に、全く同じ手続きをするのでしょうか。
同じ入管・法務局で、担当者も同じですか?
「〇〇さんは、これで大丈夫だったのに。」
「こんな場合でも、ちゃんと許可もらえたんだって。」
外国人関係手続においては、これほど信用できないものはない。
そう、私は思います。
ちょっと親戚・知人に聞いてみる。
もちろん、悪いことではありません。
ただし。
どうか、それを100%、信じないでほしいのです。
「ありがとう。参考にするね。」
それくらいにしておいてください。
だって。
その人は、外国人手続きについて詳しいですか?
これまで何度も、入管・法務局で手続きしている人でしょうか?
もしかしたら、本当は不許可になっていたはずなのに、たまたま、運良く許可になっただけ、という人かもしれません。
はい。
突然ですが、質問です。
Q、①~③のうち、どの人の話を信じますか?
①初めて入管・法務局で手続きをした〇〇さん。
②たまたま運良く許可をもらった△△さん。
③外国人手続きの専門家の行政書士。
私のところにビザ申請のご相談に来てくださった、あなた。
あなたが不安なこと、疑問に思うこと。
遠慮なく、お聞きください。
そのときは、あなたのご事情に合った、あなたのためのお話をさせていただきます。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたのでしたら、幸いです。
またのご訪問をお待ちしています。