来てくださって、ありがとうございます。
大阪・外国人ビザ手続きサポート行政書士の岡田枝里です。
日本に長く在留したいと希望される方で、たまに、帰化申請と永住申請、どちらも同時に申請できますか?と質問をされることがあります。
結論から申し上げると、
●制度としては、帰化と永住の同時申請は可能。
●しかし、お勧めはいたしません。
となります。
お気持ちは分かります。
とりあえず日本で安定して長く暮らせるようになりたい。
就労制限なく、自由に働けるようになりたい。
そうできるなら、帰化でも永住でも、許可されるならどちらか可能な方でいい。
もう一度、言います。
帰化と永住の同時申請はお勧めいたしません。
冷静になって、よくお考えください。
帰化すること。
永住すること。
申請をする目的、その結果は全く違います。
●帰化申請
→母国の国籍を失わせ、日本の国籍を取得する。
日本国民として、日本で生活していくこと。
●永住申請
→母国の国籍を持ったまま、日本で外国人として暮らしていくこと。
違う目的で違う結果となる申請を2つ同時に行ったとして、果たしてこの人は何がしたいのか、何を望んでいるのか、分かりません。
日本人になりたいの?
なりたくないの?
もうお分かりかと思いますが、これら2つの申請は、内容が明らかに違いますね。
それを同時に申請してしまうと様々な矛盾が生まれます。
その矛盾をきちんと説明することは、ものすごく難しいです。
日本で長く暮らしていけるなら、帰化でも永住でもどっちでもいい!では、通りません。
まずは、ご自身がどちらを望んでいるのか、よく考えてから、帰化がいいか、永住がいいか、どちらかを選んでいただくよう、お勧めします。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
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