事務所名 | 岡田枝里行政書士事務所 |
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代表者 | 特定行政書士 岡田枝里 |
事務所所在地 | 〒554-0002 大阪市此花区伝法6丁目3番1-338号 |
営業時間 | 月曜日~土曜日 9:00~19:00 ※営業時間外でも対応可能です。事前にご相談ください。 |
連絡先 | Tel:06‐6136‐6861 Fax:06‐6462‐1017 |
HPアドレス | https://office1017.com/ |
子供の頃から、弁護士や検察官といった法律職に憧れを抱いていました。
大学は関西学院大学法学部に入学。司法試験に挑戦したいと思って、一時は受験勉強をしようかと思ったものの、あまりに難関であったため断念。
それでも法律職への憧れは捨てられず、法律職の現場を見てみたいと思い、法律事務所でアルバイトを始めました。卒業後も法律事務所に就職して、法律事務員として働き始めました。
法律事務所では、破産などの債務整理手続き、離婚、遺産分割、相続手続き、遺言書の作成、成年後見業務など、弁護士業務の補助をしてきました。その中で自然と、書類作成のノウハウや、どんな書類が手続きに必要かを判断する力が身に付き、必要書類の収集方法なども知ることができました。
昔から憧れていた仕事のお手伝いができることが嬉しかったです。お客さまは、私たち事務員にも「ありがとう」と言ってくださり、人から感謝していただける仕事というのは本当に素晴らしいと、毎日、感じながら働いていました。
あるとき、アンコールワットが見たいという友達と一緒に、長期休暇を利用して、カンボジアへ観光旅行に行くことになりました。それまで、アンコールワットがどこにあるかも知らなかったのですが、実際にカンボジアへ行き、アンコールワットなどの遺跡群、カンボジアの風景や人々などに触れ、私はすっかりカンボジアに魅了されていました。
これまで、生まれ育った大阪からほとんど出ることがなかった私が、その後も長期休暇のたびに、一人でカンボジアを訪れました。また、人見知りであったのに、もっとカンボジアについて知りたいという気持ちから、カンボジア関連のイベントなどにも積極的に参加するようになりました。
そんな中知り合ったカンボジア人男性と、国際結婚することになりました(これには私自身が一番驚きました。これまで、外国人とは無縁の人生であったのに!)。
さて、結婚生活は日本で送ることにしたのですが、夫を日本に呼ぶ手続きは、すべて自分でやってしまおうと思いました。これまでの法律事務所での勤務経験があるので、夫のビザ申請書類の作成もそんなに難しくはないだろうと、簡単に考えていたのです。
あとから思うと、なんて甘い考えだったのだろうと思います。外国人関連の入管手続きは独特であり、裁判手続きとは全く違うものでした。
運良く、たいした問題もなく申請が認められて、夫は無事に日本に来ることができたのですが、申請書類の作成はとても大変で、苦労することとなりました。
これらの手続きの中で、私は初めて、「行政書士」という資格を意識することになります。私と同じように、外国人関係の手続きで苦労している人々はたくさんいるだろう。そんな人々を、自分自身の経験からも、私がサポートできることがあるかもしれないと思い、「行政書士」に興味を持つようになりました。
これまでは、法律事務所で弁護士業務の補助をする事務員として働いてきました。でも、「行政書士」の資格があれば、私でも、自分が直接、困っている人々のサポートができると思いました。これは、昔から憧れていた法律職に自分自身がなれる最後のチャンスだと思い、一念発起して、行政書士試験にチャレンジすることを決意しました。
独学で受験勉強を始め、途中で何度か挫折したりしながらも、約8ヶ月間の勉強の末、なんとか行政書士試験に一発合格。ついに、行政書士として独立・開業することができました。
現在は、主に、外国人の方々からのご相談を受け、外国人関連手続きのお手伝いをしています。また、これまでの法律事務所の勤務経験を活かして、相続手続き、遺言書の作成業務、成年後見制度の利用のサポートなどもさせていただいています。
これらは、人生において、とても重要な手続きです。皆さまが、今後も安心して笑顔で暮らせるように、私が、全力でサポートさせていただきたいと思います。